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100V溶接機の用途

注 意
100Vの家庭用電気溶接機では、細かい溶接面の調整が面倒だったり、又は不可能であり使い道が限られてしまうわけです。

熱処理してある個所や材料に関しては、溶接の際の高熱で熱処理が無効になってしまう場合もあるので、注意が必要です。 下手に自分で作業して深刻な事態にならないとも限りません。 特に主要な部品は、命に関わるモノなので慎重に判断して下さい。
パイプなどは、全体的にしなることでショックを吸収して、かかった力を逃がします。
クラック(ひび)がはいった場合、その部分だけに溶接の肉盛りをすると極端に硬さの違う個所が出来てしまいます。

なるべく1点に力が集中しないように、肉厚や溶け込みの深さを考えながら作業する必要があります。


フレームの修理
激しい使用と度重なる転倒で、サブフレーム(シートレール)の取り付け部にクラックが入ってます。  こちらは左側。
フレーム右側です。 メインフレームまでクラックが伸びてます。
ヤスリ等で溶接個所の塗装を落として作業に入ります。

右側を溶接した直後。 炭化したフラックスがコビリついてます。

余計なところがコゲないように、周囲には濡らしたウエスを巻いてます。
カス取り(チッピング)ハンマー等で叩くと、カスがボロっと落ちます。 熱いウチに叩かないと、カスが取れにくくなります。

ワイヤーブラシで磨いて、細かいカスを取ります。
左側を溶接して、カスを取り除いた状態です。 どうしてもミミズがウネッてるみたいになってしまいます。
ベビーサンダーで溶接ビード(溶接痕)を削って、表面を整えたところです。 応力が集中しないように、なだらかにします。

この作業を何度か繰り返して、肉厚を調整します。
右側も同様にして、余分に付いたビードを削ってから、仕上げの溶接を行います。

写真では、カスを取り除きワイヤーブラシで磨いた状態です。
調色して、タッチアップします。

タッチアップの手順はコチラを参照して下さい。
→ 筆塗りでタッチアップ

メーカーからもタッチアップが出てますが、ラッカー系の塗料が殆どです。 ラッカー系は乾きが速く作業性は良いのですが、乾きの遅いエナメル系の塗料のほうが、ツヤもフレームのカンジに近く塗れます。
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