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ガソリンタンクが凹んでしまった場合、その状態や修理する環境によって幾つかの方法が考えられます。
軽    ←    凹み    →    重
パテ埋め・補修塗装 ロウ付けで直す。その1 ロウ付けで直す。その2
1) 気にしない。
タンクの補修は、ある程度のレベルで仕上げようとする場合、それなりの技術が必要になります。 下手に修理するより新品パーツを買ったほうが却って安くつく場合も多いので、自分で作業したりプロに依頼する前によく検討しましょう。
2) パテ埋めと補修塗装で仕上げる。
凹みがそれほどヒドくなければ、パテ埋めで修正してタッチアップや補修塗装で仕上げることができます。
パテは凹みの深さに応じて、数種類を使い分けます。

1) ラッカーパテ  ・・・ 溶剤が蒸発して硬化するタイプです。 薄く塗り、軽い凹みや仕上げに使います。
2) ポリパテ    ・・・ 硬化剤と反応して硬化するタイプです。 ある程度は厚く盛ることができます。
3) エポキシパテ ・・・ 硬化剤と反応して硬化します。 粘土のように変形するので角張った個所の再現等に使います。

パテ埋めする周辺をサンドペーパー等で研き、足付け(食いつきを良くする)します。 タンク地の金属が露出している場合、耐水ペーパーで水を付けながら研ぐとサビが発生する原因になるので注意して下さい。

適当に塗ったパテを、硬化してから修正しようとすると作業は困難になります。 なるべく盛った時点で仕上げに近い状態にもっていくのがコツです。 ラッカーパテとポリパテはパテ用の”へら”を使うと凹みの奥まで盛り込むことができます。 間に気泡が入ると、後でハガレ落ちたりする原因になります。 
―――→ パテ埋めで直す参考例を見てみる 
3) 凹みを引き出す、又は叩き出して仕上げる。
凹みが深く大きくなると、板金が必要になります。 中から叩き出そうとする場合、注入口から工具を入れて叩く他に、タンク下部等を切り開いて叩き出してから切った個所を溶接で塞ぐといった方法もあります。 但しタンクのような薄板を溶接するには、それなりの設備と技術が必要な上に溶接した個所は極端にサビ易くなるため後処理が面倒なので難易度の高い作業になります。

クルマの板金等で使われる、ワッシャーを凹みに合わせて溶接して引き出す方法が一般的なのですが、個人でワッシャー専用の溶接機を所持する方は少数だと思いますので、たいした道具を必要としない方法として

1) 接着剤で凹みに引っ掛けを接着して引き出す。
2) ナットをロウ付けで凹みに固定して引き出す。 ―――→ ロウ付けで直す。その1 ロウ付けで直す。その2
これらを紹介します。
但し、どちらの方法にしてもワッシャーを溶接して凹みを引き出す方法に比べて修正個所はキレイにならないので、パテ盛りと補修塗装で仕上げる必要があります。

注 意
ロウ付けや溶接を行う場合、タンク内のガソリンを抜いただけでは気化したガスが残っているために作業中に引火して爆発する危険があります。 必ず、タンクに水を満たす等の方法で確実にガスを抜いてから火を使う必要があります。 水を注ぐことでタンクはサビる可能性があるので、作業を迅速に終えて水抜きします。

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