| Tシャツのプリント ・・・ スクリーン印刷 ・・・ |
| 版下製作 |
Tシャツなんかのプリントに関しては、数10枚程度の少ない枚数のプリントの場合、全ての工程をウチで行ってます。
枚数やプリントの種類によっては、ウチで透明フィルムに出力して、スクリーン版を専門の職人さんにお願いしたりする場合もあります。
自分でプリントしてみたいヒトのために、『Tシャツくん』の版を使った製版の手順を紹介します。
製版には感光のためのライトボックスが必要になりますので、はじめから『Tシャツくん』本体を買ってしまったほうが手間いらずですけど。 |
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元になる原稿が無いので、Tシャツをデジカメで撮影してパソコンに取り込み、ADOBEのイラストレーターでトレースします。
別にトレースするソフトは何でもよいのですが、線のベクトルデータを扱うドロー系ソフトが向いてます。 拡大や縮小で線の端が乱れません。
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| カットのコツ |
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作ったデータをプリントアウト。 用紙はA3です。
このくらいのレベルでの版なら、こうした紙原稿での感光で十分なのですが、プリントする枚数や色数が多くて精密な版が必要な場合は、透明フィルムに出力して、職人さんに製版をお願いします。 |
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スクリーンを固定する木枠を製作。
使いきりの版なので、細めに切ったラワンの角材を使ってます。
4辺を接着して、ガンタッカー(大きいホッチキス)で補強します。
裏返して、スクリーン版をタッカーで固定します。
シワがあると、キレイにプリントできないので、丁寧に引っ張りながら固定します。
『Tシャツくん』本体を購入すれば、こうした面倒な枠の製作と版の固定で苦労することは無くなります。
木枠を自分で作るメリットは有効なプリント面積が大きくとれる事です。 |
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原稿にペーパーセメントをスプレーしてスクリーンに密着させて、ライトボックスで感光させます。
中に入っているのは普通の蛍光灯ではなくて、ケミカルライトなんかの近紫外線ランプを使います。 5本のランプが入っているので、ガラス板と器具を含めて材料費は¥30000弱くらいです。 普通のプリントで使用されるなら、ホントに『Tシャツくん』の本体を買ったほうが割安だと思います。 |
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感光させた版を水洗いします。 乱暴に洗うと簡単に版がハゲます。 丁寧かつ迅速に未感光の部分を洗い流します。
参考例のような版がスッポリ入る容器が無いなら、風呂場に持っていってシャワーで優しく洗いましょう。 勢い良く水を当てると、版がゆるんだり、シワが寄ってしまう場合もあります。
スクリーンの固定から水洗いまでの工程では、版が余計な感光するのを防ぐために10Wくらいの裸電球の薄暗い照明で真夜中に作業してます。
日中など、ぼんやり差し込む太陽光線でも簡単に感光して、版が使い物にならなくなってしまうので、注意が必要です。 |
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| プリント |
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いきなりプリントせずに、スクリーン版にインクを馴染ませます。
適当な量のインクを版に乗せて、スキージーで伸ばします。
スキージーはPPの板で自作しています。 隅にテープが貼ってあるのは、ここに
インクが入ってしまうと、洗浄の際に面倒になるからです。
このくらいの幅になると、PPなんかの樹脂製スキージーだと硬めなので、均等に力を加えてインクを伸ばすのは難しくなります。
インクの卸問屋さんなどで、スキージー用の長尺サイズのウレタンを手にいれる事ができます。 |

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インクを伸ばして、カンジを確認します。
〇 インクの粘度
〇 スキージーで版をしごく力加減
〇 スキージーを動かすスピード
これらの条件が整わないと、キレイにプリントできません。 |
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今回使用しているインクは、熱硬化タイプなので、プリントしたまま放置しておいても定着しません。
ヒートガンで予備乾燥させながらプリントしています。 |
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生地違いや色変えが多くて、非常に面倒なプリントですが、とりあえず完了した分。
この後にアイロンで熱処理して完成です。 |
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