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ペイント基本編
アマチュアの有利な点は、時間を気にしないで下地の調整と仕上げを行うことができるということです。多くの雑誌や、他のサイトでも塗装の手順について説明されていますが、その内容には大差ありません。 つまり必要な作業を省略しないで地道にこなす事が最も重要なことです。 


ガンの基礎知識
スプレーガンは大きく分けて、重力式と吸上式があります。

フレームやヘルメット、パーツ等の小物を塗るのであれば、カップの向きが変えられる重力式のほうが小回りがきいて便利です。
 重力式はそのままでは倒れてしまうので、スタンドや台が要ります。 吸上げ式はクルマなど一度に塗る面積が広い場合に向いてます。 この他に最近では低圧タイプのガンがシェアを伸ばしていますがコンプレッサーにある程度の馬力と大容量のタンクが要求されます。
ガンの使い方
引き金。 少し引くとエアだけ出て、もう少し引くと塗料が出ます。
塗料量調整ネジ。 引き金のストッパーです。 全開位置を調整して吐出量を変えます。
パターン調整ネジ。 小さなマルから大きなダ円に吹きつけパターンを変化させます。
パターン調整ダイヤル。パターンの角度を変化させます。
空気量調整ネジ。 手元でエア圧を微調整します。 ついていないガンもあります。
塗料カップ。 塗料はここに入ります。



ガン吹き
塗る数が増えてくると、思いきって道具を揃えたほうがかえって安上がりになります。
絶対、必要なモノ 塗る場所。 実は一番重要な要素でマンション等集合住宅のベランダでコソコソ塗る人から専用の塗装ブースを持つ人まで様々です。

根気と時間。 時間をタップリとかけて、下地作りと仕上げを行えば、プロの仕事に匹敵する仕上がりも可能です。

エアコンプレッサー。 最近はホームセンター等で1〜2万円程で購入できます。ただし、安物を買う時は故障してもパーツの入手は困難で、修理不可能と覚悟して下さい。 なるべくタンクが大きく最低1馬力位のものを選ぶと後でブラストやエアツールを使う作業も楽になります。 スクーターのエンジンをバラせる位の人なら中古も狙い目です。 ボクは車屋さんで捨てるヤツをもらってレストアして使っています。

 エアブラシだけを使うなら、タミヤのセットや金魚用のエアポンプを流用して使う人もいます。

セパレーター&レギュレーター。 エア圧力を調整するのと、水分を取り除く道具です。 これを付けないと、塗料を吹いたときに油や水分が混じり塗装面がブツブツになります。 5千円前後からです。

スプレーガン。 イワタやキンキといった一流国産メーカーのものだと1万円前後からです。 3〜4千円でエアツールのセットに入っているガンでもソコソコ使えますが最終的にツヤを出すのに少し苦労すると思います。ヘルメットやフレームといった小物を塗るのには、オールマイティ−に使える1〜1.3mm位の口径が使いやすいと思います。

塗料。 せっかく道具を揃えるのですから、ウレタン塗料に挑戦して下さい。 缶スプレーではポピュラーなラッカー系塗料は自動車の補修用塗料としては現在、殆ど使われておらず、ウレタン系がメインになっています。

マスキングテープ。 ホームセンターでは1本150円前後で売られていますが、塗料店で束で買ったほうがオトクです。 はじめは18mm前後の幅が使いやすいと思います。 一束、700円前後です。 
あると便利なモノ マスク。 2液ウレタン塗料の硬化剤にはイソシアネートという有害物質が含まれています。 塗装用のマスクは3〜4千円で売られています。 イソシアネートは水に溶けやすいので、固く絞った手拭いで代用する手もありますけどオススメしません。

広告紙。 マスキングで使います。 雑誌のグラビア等のカラーページを使ってください。 新聞紙などは黒インクで塗装面が汚れるので、使わないほうが無難です。

ウエス。 いわゆるボロ布です。 着古したTシャツやタオルなど、ほこりの出にくい生地を使ってください。 ボクは美容院で不要になるタオルを安く分けてもらってます。 



塗料の選び方
塗料の種類 以前はウレタン塗料というと主剤に硬化剤を混合して使う2液タイプが主流だったのですが、シッケンズという1液タイプの塗料が輸入されて使われるるようになり、現在では国産メーカーでも1液ウレタンが発売されています。 
メーカーの選択 塗料メーカーにも各社、個性があり非常に悩むところなのですがとりあえず国内3社のロック、関西ペイント、イサムについて乱暴なコメントをさせてもらうと、補修で正確な色の調合が必要ならロック、オールマイティ−な関ぺ、マニア向けのイサムといったところでしょうか。 特にイサムは新技術をすぐに製品化する意欲的なメーカーで塗料界のセガ(いーのかなー、こんな事いって)といったとこなのですが、製品のラインナップが多くて選ぶのに迷うと思います。 ちなみにボクは関ぺを使ってます。 輸入の塗料は国産にはない特殊な色も豊富で魅力的なのですが、扱う販売店が多くないのでこだわりのプロショップ向けといえます。 
塗料販売店 電話帳などで車輌用の塗料を扱っているお店を探して下さい。 注意してほしいのは、こうした塗料店はほとんど卸業のため素人の相手をしてくれません。 どこの塗料店でもメインに扱っている塗料メーカーは1〜2社なので、買い物に行く前に店を下見して色見本(1000〜1500円位)を購入しておきましょう。横浜のオカジマ塗料のように趣味のペインター向けに小口の販売をしているところもあるので、広告等でさがしてみて下さい。
価格 色によって値段がバラバラなのですが、大体1kg缶で3000円前後です。 この他に硬化剤(1kg缶で5000円前後)、専用シンナー(16kg缶で5000円前後)も必要になります。 ガンの洗浄用にラッカーシンナー(16kg缶で3000円前後)もあると便利です。 ラッカーシンナーは洗浄力が強力なので、パーツクリーナーとしても使えます。



ボクもガン吹きに移行するときはかなり悩んだのですが、ウレタンの缶スプレーを何本も使って塗装することを考えると結果的には安価になるのですが、決心するのに時間がかかりました。


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